動画は今や必須と言われる時代。
動きのあるアニメーションが作れるようになると、それだけで表現力がグッと増しますよね。
私たちミュージシャンも、個人で活動することが主流となりつつある中で、たとえばこのようなアニメーション動画を自作できたらどうでしょうか?
かっこいい!
おしゃれ!めっちゃ素敵!
こんな風に、評価はグッと高まり、
SNS等できっとあなたの投稿は目立つこと間違いなしでしょう!
今回は、Keynoteを使って、このようなおしゃれなアニメーションを作る方法をご紹介します。
やり方はとてもシンプルで、難易度も全然高くないです。今回、私がご紹介するやり方をトレースしてもらうだけで、あなたも必ず作れるようになります。
ぜひこの記事を参考に、ご自身でも挑戦してみてください。
おしゃれなKeynoteアニメーションの作り方
それでは、これから実際にKeynoteを使ったおしゃれなアニメーションの作り方を紹介していきます。
素材を準備する
まずは素材を準備しましょう。
Keynoteファイルを新規作成して、
下図のように、それぞれ素材を配置します。
・Spotify等のアイコン画像 x 6個
・テキストオブジェクト x 2個
アニメーションを実装する
続いて、アニメーションを実装します。
今回は、主に「フェードして移動」というアニメーション機能を使っていきます。
手順を以下に示します。
【手順】
1. スライド上で、アニメーションをかけたいオブジェクトをクリックして選択します。
2. Keynote右側のサイドバーの「アニメーション」インスペクタから、エフェクトの「イン」タブをクリックして、アニメーションを選択します。
3.「フェードして移動」のアニメーションを選択します。
4. アニメーションの各パラメータを設定します。
今回は、下から上にふわっと浮き上がるような仕上がりにしたいので、次の通りに設定します。
・継続時間や方向:2秒、下から上
・移動距離:4%
これと同じアニメーション設定を、全てのオブジェクトに対して同様におこないます。
ビルドの順番をつける
アニメーションの設定が終わったら、ビルドの順番やアニメーションのタイミングを設定していきます。
ビルド」とは?
テキストや画像等のオブジェクトに設定したアニメーション効果のことを言います。
先ほど設定した「フェードして移動」というアニメーションをどの順番で実施させるかを、ここでは決めてきます。
①~⑧のオブジェクトの順番にビルドを設定する
各オブジェクトを①~⑧の順にアニメーションを表示させたいので、
下図のように、ビルドの順番を設定します。
※順番の入れ替えは、ビルドを選択して上下にドラッグするだけで出来ます。
アニメーションのタイミングを設定する
ビルドの順番を設定したら、それぞれのアニメーションの発動のタイミングを設定します。
ビルドの順番の下部分にある「開始」と「遅れ」の設定をします(下図参照)。
①〜⑧のオブジェクトに対して、それぞれ次のとおりにタイミングを設定してください。
オブジェクト①
開始:トランジションの後
遅れ:0.3秒
オブジェクト②~⑥
開始:ビルド1と同時
遅れ:0.3秒
オブジェクト⑦
開始:ビルド1と同時
遅れ:1.0秒
オブジェクト⑧
開始:ビルド1と同時
遅れ:1.5秒
完成
ここまで設定ができたら、アニメーションは完成です。
実際にスライドショーを再生してみましょう。
うまく実装できたでしょうか?
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、Keynoteを使っておしゃれなアニメーション動画を作る上で、比較的簡単にできるやり方の一つをご紹介しました、
Keynoteは工夫次第で、有料ソフトにも引けを取らないハイクオリティなアニメーション動画を作ることも可能です。
もちろん、その分手間暇はかかるかと思いますが、可能性は十分にあると思います。
ぜひ、いろいろ実験して、ユニークなアニメーション動画を作ってみてください!
ではでは!