ホームページのトップページのメインビジュアル
そこに、会社のロゴがかっこいいアニメーションとともに流れてきたら・・・
ちょっとおしゃれですよね〜♪
どうでしょう?ほんのちょっとのアニメーションを加えるだけで、かなりのインパクトをお客様に残せるのだとしたら、前向きに検討したいですよね?
そうですね、たとえば線描画アニメーションなんていかがでしょう?
自社のロゴマークが線描画アニメーションでなぞられて登場するとか・・・
ホームページのトップページのメインビジュアルで、線描画アニメーションがあったら確かにインパクトはありますよね。
他には、Youtubeで動画広告を出すときの冒頭に、ロゴのアニメーションはもはや必須かもしれませんね。
でも・・・
確かにそうかもしれないけど・・・
自分で簡単にできるものじゃないなら、そんなことわざわざやらないよ
時間も経費もなるべくかけたくないからね、そこには
・・・って、多分ほとんどの方がそう思われると思います。
私もそうだからです(笑)
そう、
- 線描画アニメーションをつけたい
- できればなるべくカンタンに
(かつ無料でなくては意味がない・・・!)
おっと、最後のはおまけですね(笑)
これに見事に応えてくれるような魅力的なツールはないものか、とそういうことですよね(笑)
大丈夫です!あります!
またまた、それKeynoteでやっちゃいましょう!
っていうハナシなんですね(笑)
今回は、Keynoteがいかにお手軽かつ簡単に線描画アニメーションを作成できるツールであるかご紹介したいと思います!
Keynote線描画アニメーションの魅力
個人的な感想ですが、
Keynoteのアニメーションの中で線描画のアニメーションは1、2位を争うほど魅力的!
マジックムーブとか、いろんなかっこいいアニメーションがあるけど、線描画アニメーションは別格級と感じています。
その理由は
- 線で絵を描けば線描画アニメーションができるので簡単
- 他のアニメーションと組み合わせて幅広い表現ができる
- Apple Pencilで緻密な線描画アニメーションも可能
と、特にこの3つの特徴について私は魅力を感じています。
順に解説します。
魅力① 線で絵を描けば線描画アニメーションができるので簡単
Keynoteで線描画アニメーションをつける方法はとても簡単です。
絵を描いたら、それがそのまま線描画アニメーションとしてエフェクトをかけることができるからです。
たとえば、丸を描いたら丸のアニメーションができます。四角を描いたらそれで四角のアニメーションができます。
要するに線で描いたもののとおりに、線描画アニメーションとして実装することができるという仕組みなんですね。
とても簡単ですよね!
難しいことは一切ありません。
ちょっと具体的に線描画アニメーションをつける手順を見ていきましょう!
Keynoteで線描画アニメーションをつける手順
それでは実際にKeynoteを使って線描画アニメーションをつけていく手順をご紹介します。
まずはわかりやすく、簡単な図形オブジェクトを使って説明します。
こういうものを作ってみます。
このアニメーションは、次のステップで作成しました。
線描画アニメーションを作るためにまず必要なことは、線描画、つまり線で何かを描く必要があります。
よって今回は星形のオブジェクトをガイドにして、線描画をしていきたいと思います。
下図のように、星形オブジェクトをKeynoteのスライドに配置します。
線描画の際に、手元が誤って星形オブジェクトがずれてしまわないようにロックをかけます。
オブジェクトを選択して、右クリックして「ロック」を選択することでロックをかけます。
画面上部にある「図形」タブをクリックし、「ペンツール」を選択して、星形オブジェクトの外側をなぞっていきます。
線描画の始点を決めてクリックし、ドラッグして線を描いていきます。
終点を始点でクリックして、星形の線描画を描き終えることができます。
描き終えたら、最初に用意したガイドの星形オブジェクトは不要となりましたので削除します。
最後に先ほど描いた線描画に対して、アニメーションをつけていきます。
下図のように、画面右側の「アニメーションタブ」の「イン」から「エフェクトを追加」をクリックし、「線描画」を選択します。
線描画アニメーションは、たったのこれだけで完成になります。
いかがでしたか?
とても簡単に作成できますよね!
他のアニメーションと併用したりするのも楽しそうですね!
線描画のアニメーションは、線を描いた通りにアニメーションが再生(時計回り)されるので、事前にどのように線を描いていくか把握しておくとよいでしょう。
また、その反対に再生(反時計回り)する設定もできます。
魅力② 他のアニメーションと組み合わせて幅広い表現ができる
Keynoteで作成した線描画アニメーションに加えて、他のアニメーションと組み合わせて幅広い表現につなげることができるのもいいことですよね!
ちょっといろいろ作ってみましたのでご紹介します。
1. まずは線描画を描こう
まずは線を描いていくところからですね!大好きなものを描いていきましょう!
描き終わったら、「線描画」アニメーションをつけます。
2. 他のアニメーションをつけてみた(スケールと移動)
線描画アニメーションに加えて、「スケールと移動」というアニメーションをつけていきます。
3. さらに他のアニメーションをつけてみた(ディゾルブ、スケールと移動)
さらに他のアニメーションをつけていきます。
4. 動画を合成してカメラワークで演出してみた
動画を加えてみました。さらに動画自体にアニメーション(移動)をつけてカメラワークで演出してみました。
いろいろ遊んでみると楽しいですね!
魅力③ Apple Pencilで緻密な線描画アニメーションも可能
iPadのkeynoteでも線描画アニメーションを作ることができます!
Apple Pencilというと絵だけではなく、文字を書くことも当然できますので、書いた文字を線描画アニメーションをつけることもできますね。これをうまく使えば、素敵な手書きのメッセージ動画を作ることもできそうですね!
iPad と Apple Pencil で線描画アニメーション
Apple Pencilを使うと、このように緻密な線描画も描けるので、かなり凝ったアニメーションができます。
これはとても面白いですね!
iPadとApple Pencilをお持ちの方は、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか?
BGMをつけて完成!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、Keyonoteの線描画アニメーションの魅力を、実装方法や事例などを交えてご紹介しました。
本記事に限らず、私が紹介する動画制作や編集の情報はKeynoteを使ったものが多いです。頻繁にKeynoteを使っているとついつい真っ先に手が出てしまうんですよね。
それ、Keynoteでできるんじゃないかな?と。
自分の一番使い慣れたツールでまずはやってみる。それでどこまでイメージ通りの表現ができるのか追求してみる。時にめんどくさいと思うこともあると思いますが、新しい発見があるとまた楽しいと思うんですね。
”楽しい”と感じることができると、ますます魅了されていきますよね!
Keynoteを使った線描画アニメーション
ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?